アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験合格体験記
受験目的
社内でアジャイル開発ができるという地位を確立したく、アジャイル開発の資格を調べたのですが、どれも高額だったため「アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験」という資格を受験しました。
この資格についてネット上ほとんど情報がないため本記事にてまとめてみます。
アジャイル開発の資格って?
世の中にはアジャイル開発の資格もといスクラムの資格はいくつかあります。※スクラムがわからない方は別途ググってください。
さて、このアジャイル資格はアジャイル関連の資格まとめ | masaytan's blog
でまとめてくださっているように、おおよそ以下3つがあります。
- Scrum Alliance®公認研修
- Scrum Inc.認定資格セミナー
- アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験
それぞれの費用が以下の通りである。
Scrum Alliance®公認研修(認定スクラムマスター) | 約30万 |
Scrum Inc.認定資格セミナー | 約20万 |
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験(レベル1) | 1万 |
はい。その通りです。上司を相当うまく丸め込まないと高額のためアジャイルソフトウェア開発技術者検定試験以外の資格を取得することなんてできません。
もちろん、ポケットマネーで受験しようとも思いません。。。。
そのため、アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験(レベル1)を受験したわけです。
さて本題を記載していきます。
勉強方法
- 公式ドキュメント(学習参考資料 | アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験) のみ
- 1週間ぐらいで2周したぐらい(割とちゃんと読みました)
とは言え、以前からスクラムブートキャンプザブック、カイゼンジャーニー、アジャイルサムライ読んだり研修受けたり、講演聞いたりしているので参考値にしてください。
後述しますが、公式ドキュメントに記載している用語の読み替えが必要になってくるため、他の本1冊ぐらい触れておくと良いかと思います(イテレーションとスプリントなど)。
ちなみに、合格基準は80%で上記勉強内容で得点は90%でした。
合格基準が80%であることからもわかるように、あまり点数に余裕がないため きっちりと勉強しておく必要があります。
試験内容について
アジャイルソフトウェア開発宣言超重要
アジャイルソフトウェア開発宣言およびアジャイル宣言の背後にある原則で言われていることを選べといった問題やアジャイル宣言からわかることを選べ。みたいな問題が感覚的に半分ぐらいを占めていました。
意味と共に丸覚えしてもいいレベルかと思います。
各種用語について
公式参考書ではスクラムの話は出てきませんが、スクラムおよびスクラムの中の用語とかも普通に出てくるので、公式参考書だけでは足りません。もう一冊ぐらい別の本を読んどいた方が良いです。ただし他の本では微妙に違う事を言っているかもしれないため、最後に公式参考書の言っていることをインプットしておくと良いかと思います。
各用語の言い換えは理解しておく事
などなど
会議体とロールを把握しましょう
各会議体に誰が参加することが望ましいのか
例えばイテレーション計画会議の前半と後半で何が違って、それぞれ誰が参加するのかなど把握しておかなければならない
やはりアジャイルソフトウェア開発宣言超重要
一般的に考えた場合とアジャイル宣言から考えた場合で思考はきっちり分けなければならない
→一般的に考えて2択までしか減らせなかった問題があったりした。
その他
常時結合、リファクタリング、テスト駆動開発、ペアプロの目的及びメリットは抑えておく必要がある。それぞれ少なくとも1問は出たと記憶しております。
私の勉強不足かもしれませんが、2択までしか減らすことができない問題があるように思えます。あとは運ですね。
まとめ
アジャイルソフトウェア開発宣言超重要!これにつきます。
基本的にアジャイルソフトウェア開発宣言のそれぞれの理解の仕方は公式ドキュメントに記載されているので熟読すれば問題ないかと思います。